大阪バドミントンカレッジ

伊藤亜珠香さんのプロフィール

氏名	伊藤亜珠香（いとう　あすか）
出身地	大阪府
バドミントン歴	【小学校】大東ジュニア→D-ARMY 【中学校】大東市立住道中学校バドミントンの練習はジュニアクラブのD-ARMYで行う。SUCバドミントンスクールにも参加。【高校】四天王寺高校バドミントン部高校3年時にキャプテンとして臨んだインターハイでは、学校対抗でベスト16進出に貢献。ベスト８決定戦では、個人戦3位の相手エースダブルスにファイナルゲーム21-19で勝利するも、チームは2-3で惜敗。【大学】龍谷大学大学のバドミントン部には入部せず、大阪バドミントンカレッジの一員として実業団登録。
大学生活	龍谷大学に在学中。 English Studies Institute in Berkeleyへの語学留学や、アメリカの小学校に1ヶ月間勤務するなど、グローバルな活動を行っている。
JICA海外青年協力隊での渡航に向けてのインタビュー（2019年12月）
○海外青年協力隊への応募のきっかけは？一番大きなきっかけは、アメリカの小学校で1カ月働いたことです。これまで、自分のための語学留学や旅行で様々な国に行きましたが、この経験をきっかけに自身のためだけでなく、他の人のためになることを目的に海外で活動したいと考えるようになりました。また、英語はあくまでもツールであって、自分の強みや専門性があってこそ生かされるものだと学び、小さい頃から培ったバドミントンの技術と大学で学んだ語学と国際経験の両方を生かせる道を選びました。 ○派遣先、期間、業務内容を教えて下さい。ブラジルのサンパウロ州にあるイタペチニンガという町に行きます。2020年春から2年間の予定です。具体的な業務内容は、現地に行ってから話し合って決めるのですが、大まかには「バドミントンを通して青少年の健全な育成に貢献すること」や「活動費を自分たちでまかなうために、地域の催しやイベントに参加すること」です。また、「スポーツを通してブラジルと日本の友好関係を構築すること」が基盤となっています。 ○今回の目標を教えて下さい。大きな怪我や事故なく、楽しく活動すること、出来る限り現地のコミュニティにはいり、良い人間関係を構築することです。とても単純ですが、治安が悪く文化も違うブラジルでは、安全第一に楽しく自分のできることを頑張りたいと思っています。 ○渡航前の研修はあるのですか？最初に1週間の日系社会に関する研修がありました。南米に渡った日系人の歴史や、移住の過程、現在の子孫やコミュニティが抱える問題などについて学びました。バドミントンの実技研修では、先輩隊員の方々から話を聞いたりアドバイスをいただき、西武台千葉高校の練習に参加させていただきました。これから始まる派遣前訓練は2ヶ月半にわたり、語学を中心にボランティア論や安全面に関わる講義などを受ける予定です。 ○家族や周囲の反応はどうでしたか？地球の裏側のブラジルということで驚かれたのではないでしょうか。最初にJICAボランティアのことを教えてくれたのは母だったので、反対されるといったことはありませんでした。学生の身分での参加なので、理解のある家族に感謝しています。友達やバドミントン関係者の方々は、治安の悪さを心配する声が多かったのですが、みんな応援してくれています。 ○バドミントンを始めたきっかけを教えて下さい。バドミントンを始めたのは9歳の時です。友達に誘われたのがきっかけです。 ○小中学校時代のバドミントンの思い出は？小中学校のときは三洋電機（のちにパナソニック）バドミントンチームと同じ体育館で練習していたので、自分の練習時間の前に少しだけ選手に相手してもらっていたのがいい思い出です。 ○高校時代のバドミントンの思い出は？最後のインターハイで自分がやりきったと思える結果がでたことです。 ○大学3年間の思い出は？冒頭でもありましたが、アメリカの小学校で1カ月働いたことです。とてもしんどかったけど、最終日に先生からいただいた「今までの生徒で1番よくやってくれた」という言葉は忘れません。 ○座右の銘を教えて下さい。「為せば成る」です。何事も気持ちを持って行動すれば成果がついてくる、行動しなければ始まらないという意味からです。 ○最後に・・・、将来の夢や目標を教えて下さい。この2年でいろいろな経験をすると思いますが、どんなときでもいろいろなことを吸収できるひらいた頭と心を持ち、自分で考えて判断する independent であたたかい人間にりたいです。その先の進路についてはまだわかりませんが、とりあえず2年後無事にブラジルから「いい経験、思い出」と共に帰国することが目標です。伊藤さん、どうもありがとうございました。ブラジルでのご活躍をお祈りしています。また2年後に、ぜひブラジルでの出来事や経験談を聞かせ下さい。

× 閉じる